ここでは繰り返し、条件分岐といった制御構文について説明していきます。これは私たちの生活でもよく行われています。 例えば、「もしも天気予報が雨だったら傘を持っていく」という条件分岐や、「正解するまで何度も問題を解く」という繰り返しです。 プログラムも、これと同じように条件分岐と繰り返しを行いながら処理を進めていきます。
繰り返しや条件分岐を説明するうえで、条件式の理解は避けて通れません。条件式とは例えば、「if(tennki==true)」「while(age>10)」といったものです。 ここで現れる==や>のことを関係演算子といいます。関係演算子には以下のような種類があります。
== 左辺と右辺が等しい
!= 左辺と右辺が異なる
> 左辺が右辺より大きい
< 左辺が右辺より小さい
>= 左辺が右辺より大きいか等しい
<= 左辺が右辺より小さいか等しい
文字列型の変数.equals(比較相手の文字列)
&& かつ
|| または
ここでは、条件分岐の構文について説明していきます。条件分岐には主にif文を用います。if文には3つのバリエーションがあります。 「if-else構文」「ifのみ構文」「if-else if-else構文」の3つです。基本的な書き方を以下に示します。
if(条件式){
ブロック1
}else{
ブロック2
}
if(条件式){
ブロック1
}
if(条件式1){
ブロック1
}else if(条件式2){
ブロック2
}else{
ブロック3
}
public class Main{
public static void main(String[] args){
int age;
age = 30;
System.out.println(age);
}
}
実行結果
30
型 変数名;
整数 int 変数名
小数 double 変数名
真偽値 boolean 変数名
文字 char 変数名
文字列 String 変数名